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Musikpromenade ~音楽の散歩道~

チェロ弾き高橋麻理子のブログ
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02/07/05:15  第7回 チェロの日!

先日、無事「第7回 チェロの日」コンサートを終えてドイツへ戻ってきました!
今年は虎ノ門JTホールにて二日間、チェリストたちによる様々なコンサートが行われ、聴衆の皆様はほぼチェロ弾き。
日本のチェロ界を代表するチェリストの先生方、そして若手チェリストやチェロ愛好家の方々が客席にいるというものすご~く緊張するシチュエーションでした。
チェロの日のいわばオープニングとしてどんなふうに聴いていただけるのか、、若干の不安とともに、マンドリン・マンドロンチェロの堀雅貴さんとのデュオ演奏でした。

プログラムはこちら。

リッジェーリ:チェロとマンドリンの為のソナタより第一番
ボッケリーニ:チェロソナタ G5 ト長調
堀雅貴:Acquadanza
シュトラウス:美しく青きドナウ

チェロとマンドリンの起源のイタリアの作品から始まり、チェリストだったボッケリーニ、そして堀君の作品、最後はシュトラウスという流れでした。
もともと、チェロとマンドリンの為の曲、というのはなかなかなくて、オリジナルは今回弾いたリッジェーリの作品しか見つかりませんでした。
でも、マンドリンやマンドロンチェロの幅広い表現力やバリエーションのある和音の音色を聴くと、ふと、
「通奏低音のパートをやってもらったら、面白いかも、、まるでリュートのような感じになりそう」と思いつき、オリジナルの譜面を見ながら、堀君に弾いてもらい、試行錯誤して装飾や和音を作ってもらいました。
シュトラウスに関しても、オーケストラの譜面をアレンジして、チェロとマンドリンを交互に使ったり、実際音出しをしながら私たちのデュオならではの形に完成することができました。

当日は皆様に思いもよらぬ2台の楽器のハーモニーを楽しんでいただけたかと思います。

JTホール、やはり気持ちの良い響き。



ゲネプロ風景です。


今回はいろいろとプレッシャーもあり、結構直前は張りつめていましたが、ホールで音出しをするうちにリラックスでき、本番を楽しむことができました。





共演の堀雅貴くんと。
彼が作曲した「Acquadanza」今回ぜひ入れたいと思ってプログラミングしましたが、お客様にとてもご好評いただき嬉しいです!
この曲も、もともとの編成をチェロに変更してアレンジをしてもらいました。

色々と挑戦もありましたが、チェロの可能性を広げるという一役を担うことができたのでは、、と思っています。
終演後は先生方やチェロ愛好家の皆さんからご感想やアドバイスをたくさんいただきました。
コンクール会場でしかお目にかからない先生にすごく興味を持っていただき、とても親身に「こういう曲もどうだろうか?」と提案してくださって、びっくりしたと同時にすごく嬉しく思いました。
チェロは皆仲が良い、一緒に集まって弾きたがる、、等と言われていますが、チェロは先生方の時代から皆で後進の成長をしっかりと見守ってくれているんですね。
これを機にマンドリンとのデュオ、もっと曲を開拓していきたいなぁと思いました。

最後になりましたが、日本チェロ協会の事務局の皆様、先生方、お世話になりました方々に御礼申し上げます。



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10/18/23:36  スーパーチェロアンサンブルトウキョウ♪

今週の日曜日に迫ったコンサートのお知らせです。
チェロ12人でのアンサンブル。
チェロが12本も揃うと圧巻です。
エーダーという作曲家の「メロディア・リトミカ」という曲がかなり難しくて大変だけど、視覚的にも面白く、果たしてお客様にどう捉えていただけるのか楽しみでもあります。
自分にとっては久々の「ザ・現代曲」です。
他にも良い曲がたくさん。
 お時間のある方はぜひ聴きにいらしてください☆




クワルテットよりナイーヴに、オーケストラよりもダイナミックに

新割引:トリプル割! 3人以上で申込みの方は3500円になります

  • 日 時:10月20日(日) 15:00開演(14:30開場)
  • 会 場:多目的ホール
  • 料 金:全席指定 一般4000円 友の会・65歳以上3600円
  •     トリプル割:3人以上でお申込みの方は3500円になります!
  • 出 演:丸山泰雄 植木昭雄 海野幹雄 
  •     室野良史 三森未來子 水谷川優子
  •     玉川克 朝吹元 灘尾彩 高橋泉 
  •     今井香織 高橋麻理子
  • ご予約:ご予約・お取り置きは窓口の他、電話042-682-6121で承ります。
  •     ※チケット代金のお支払いは窓口のほか、郵便振替をご利用いただけます。
  • 問合せ:神奈川県立相模湖交流センター 電話042 (682) 6121
  • 主 催:神奈川県立相模湖交流センター(指定管理者 アクティオ株式会社)
  • 後 援:相模湖観光協会 藤野観光協会

06/11/01:04  演奏会のお知らせ♪




久々、室内楽の演奏会です!

昨年滋賀県でのアウトリーチでピアノトリオを組んだ仲間
たちと東京でサロンコンサートをすることになりました!
アットホームで素敵な空間でのコンサートです。
演奏を聴くだけではなく、いまやコンサートではお決まりとなったトークも交えてですが、、大人からベビーまで気軽に楽しめるようなコンサートにしたいと企画中です!
もしいらっしゃれる方は下記のメールアドレスにメッセージくだされば、こちらで当日受付にチケットをご用意させていただきます♪
Trio Primavera ~サロンコンサート~
2012年7月8日(日)  13:30開場 14:00開演
Violin 川村伸子
Cello 高橋麻理子
Piano 志鷹美紗

ソフィアザール(JR山手線駒込駅 徒歩5分)
チケット
 3,000円

プログラム 
エルガー 愛の挨拶
クライスラー シンコペーション
ハイドン ピアノ三重奏曲 第39番 ト長調「ジプシートリオ」
ドビュッシー ピアノ三重奏曲 ト長調 etc..

チケット申し込み、お問い合わせは
ソフィアザール 03-3822-9677
e-mail trio_primavera@yahoo.co.jp
まで、、♪

ぜひぜひ、おまちしております!!

07/28/07:43  バロック!!

久々になってしまいました。
あっという間に7月も終わろうとしています。

7月頭には古楽器演奏の確固たる位置を確立しているクイケン率いる、ラ・プティット・バンドの演奏会に初めて行ってきました。

バッハのブランデンブルグ組曲、今回はチェロがなくてメンバーたちによる持ち替えで、低音楽器はヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器を弾いていました。
見た目は小型のチェロをヴァイオリンのようにして肩に乗せ(というより、重いので紐を通して首から楽器をぶらさげてる)演奏してるのですが、面白いけどなんとも奇妙、、。

初めて見るものだからか、チェロ弾きの目線で見ると「チェロのように立てて弾けばいいのに、、」なんて思ってしまいましたが、、。

ヴァイオリンの人たちがかわるがわるヴィオロンチェロ・ダ・スパッラをひきこなしているのにはびっくりしてしまいました。
演奏会終了後のファンの行列にも圧倒されっぱなし。

そして先日はずっと気になっていたオーストリアのグラーツで開かれているStyriarteMusikFestivalに行ってきました。

これは指揮者のアーノンクールが主体となってやっている音楽祭で、各地から色々な団体がくるので一度行ってみたいと思っていました。

グラーツは街並みが世界遺産登録されている、とっても素敵な街です。
今回聴いたのは、これまた古楽器演奏で有名なConcentus Musicus Wienのハイドンの交響曲、モザイクカルテットの「死と乙女」、Venice Baroque Orchestraの「四季」でした。

アーノンクールの作り出す音楽は素晴らしく、まさに一聴の価値有りで言葉ではなかなか表すことができない世界でした、、。
チェロは3人だったのですが、曲ごとにソロを変えていて、しかもそれぞれみんなすごくうまいし音もいい。
ついでにアーノンクールの奥さんも1stViolinで弾いているし、、。
この団体はもう日本には来ない(ツアーはしないそうです、、ほんとかな)ので、グラーツで聴けたのはとてもいい経験でした。




翌日のモザイクカルテットは4人中3人がConcentus Musicsのメンバーだった、と初めて知りました。
お城の中の広間で演奏していましたが、雰囲気も素敵だし、音もすっと耳に入ってくる。
「死と乙女」というと力強い演奏をよく耳にするのですが、この団体は決して無理のない音色でいて、豊かな表現の演奏でした。


最後のVenice Baroque Orchestraは友人の勧めもあり、どんな演奏をするのかとても楽しみにしていました。
期待を裏切らず、というか、最初の音からイタリアの空気が流れてるような、、多分この団体にしかないであろう音が強烈なショックとなって、とにかくずっとワクワクして聴いてました。
(恥ずかしながら私は生のリュート演奏をここで初めて聴きました!)
イタリア、というだけでこうも違うのか?何がこんなに違うんだろう?と演奏会が終わってもしばし呆然。


今月は非常にいいショックの連続、という感じでした。


実は写真も載せようとしてたのですが、なぜかアップロードできず、、(><)
うまくいったら後日載せます!



















 

02/16/12:28  チェロ・コングレス・イン・ジャパン♪

2月11~13日まで、サントリーホールをフルに使ってのチェロの祭典が行われて、私もそこのプロジェクトの一員として参加してきました。

初日のオープニングはバッハの無伴奏チェロ組曲全曲演奏会。
ほかにも、親子チェロ教室、ヤングチェリストプロジェクト、オケスタ、チェロアンサンブル、マスタークラス、そして最後はリレーコンサート。

プロ、アマ問わず、約180名ほどのチェロ弾きがサントリーに集結。
楽器のケースの数がハンパない、、。
控え室あけたら、一面チェロばっかり笑
写真に撮っとけばよかったかな。

聴いてるお客様が、ほとんどチェロ弾き、あるいはなにかしらチェロに関係してる方々ばかりのなかで、演奏するのはかなり緊張します。

今回私はチェロDuoの魅力、という企画で、チェロデュオを二曲、伊藤文嗣さん、髙木慶太さんと一緒に演奏しました。
二人とも、以前から知ってるけど演奏するのは初めて。
デュオは、役割がはっきりしてるし、音楽の作り方などを綿密に作っていけるので、なかなか楽しい分野です。
男性の音の出し方って、やはり違うので今回は自分の音をどう出していくか、音質のことなど結構悩みましたが、いい勉強になりました!

また、卒業以来なかなか聴けなかった学生時代の師匠の演奏なども、久々に聴くことができました。

プログラムに掲載された、チェリストへの5つの質問、というコーナーがあり、チェリストにならなかったら何になっていたと思いますか?という質問の答えが結構皆さん面白い。
いろんな職業を書いてる方もいれば、見当がつかない、、と書いてる方もいたりして、、。
ちなみに、私がなりたかったのはスチュワーデス(今はCA、キャビンアテンダントですね)でしたが、、苦笑。

大学、研究科と私が師事していた堤剛先生は、「鉄道関係の仕事」と書いていらして、かなりびっくりしましたが、、。
実は鉄道好きなんですね、そういえば著書にもそう書いてあったと思い出しました。
ということは、かなり話が合うかも、、と嬉しい気持ちになりました!

堤先生は海外でのコンクール審査から帰国して成田からそのままサントリーに入り、チェロアンサンブルを弾き、次の日はリレーコンサートの最後にバッハのシャコンヌを演奏。
素晴らしかったです。多分誰もそんな真似はできない。。

いろんなチェロ弾きの方々と話もできました。
皆さんとてもチェロが好きで音楽を愛してるんですね、、。


パブロ・カザルスの言葉で

「To train them to music to make them  understand that music is not only sound to have to dance or to have small pleasure ,but such a high thing in life that perhaps it is music that will save the world.」

音楽はダンスするための音ではなく、また小さな快楽を求めるためのものでもなく、人生にとって最も高いものです。おそらく世界は音楽によって救われるでしょう。

という言葉が、プログラムに書いてありましたが、まさにそれを実感できた祭典でした。